管理建築士講習を受講

 先週、管理建築士講習に行って来ました。

 あの耐震偽装事件の影響で平成20年に建築士法が改正されたことにより管理建築士になるための要件が強化されて、この講習を修了しないとなれなくなりました。それ以前は建築士なら届出だけで誰でもなれたんですけれどね……。
 愚痴っていてもしょうがない。管理建築士がいないと設計事務所(建築士事務所)にできません。弊所のような微弱な個人事業主では管理建築士を雇う資金力なんかありませんから、自らがなるしかないのです。
 そんなわけで、行って来ましたよ。東京では54年ぶりの11月積雪という、あの日に(笑)。

 講習機関によってはDVD講義のところも多いようですが、私が受講したところは、ちゃんと講師の先生が登壇されての対面講義。内容もよく理解できました。
 9時半から16時まで、みっちりと講習です。主に建築士法と関係法令について、建築士及び建築士事務所の役割や義務などを再勉強。
 その後、修了考査。試験です。1時間で30問の丸バツ式問題。試験中は講習テキストを見て良いので楽勝でした。複雑な引っ掛け問題もなく、これで不合格だったら建築の実務をやっちゃぁいけないってくらいのレベルでしょう。
 修了考査は簡単だったけれど、まる1日軟禁状態での講習会は苦痛でした。ほとんどが常識的な事項の復習みたいな講義内容だったとはいえ、200ページ以上を1日で頭に詰め込むんですからねぇ。おまけに外は雪だし。
 二度と受けたくないです。

 合否の通知は約1ヶ月後。大丈夫だとは思いますが、やはりちょっとモヤモヤしつつ待っています。

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